バズは一瞬、信頼は一生 — 流山で、法人向けの新サービスを始めます

Owliceに、新しい事業が加わりました。店と会社のための、集客とAIの支援です。
出発点は、素朴な思いです。——自社でやっていることは、他の会社の役に立つのではないか。
私たちは、全員がAIを日常の道具にして、一人ひとりのパフォーマンスを最大限に引き出すことにこだわってきた小さな会社です。集客も、制作も、日々の書きものも、その働き方で回してきました。社内で磨いてきたこの仕組みを、今度は外の会社に届けます。
対象は日本全国——ではありません。まずは、私たちの目が届く範囲。会社のある千葉県流山市と、その近郊からです。
広告は、汲むのをやめると止まる井戸
私たちは動画事業で、運用チャンネルの単月1,000万再生という数字を見てきました。バズの威力は、よく知っています。
同時に、その儚さも知っています。どれだけ再生されても、数字は流れていきます。翌月にはまた、ゼロから汲み直し。広告も同じ構造です。出した月だけ効いて、やめた途端に止まる。井戸と同じで、汲み続けないと涸れて見えるのです。
一方で、やめても残るものがあります。整えられたGoogleの店ページ。積み上がっていく口コミ——お客さんが書き残してくれた「いいよ」の言葉。そして、手入れされ続けているホームページ。
新しいサービスで作るのは、この「貯まりもの」だけです。掲げた言葉は——バズは一瞬、信頼は一生。
ふだんの仕事は、二つだけ

その一は、お店のWebまわりの全部手入れです。飲食店・美容室・教室など、お店をやっている方へ。Googleの店ページを整え、お客様が口コミを書きやすくなるお手伝いをして、その「いいよ」の声が次のお客様までちゃんと届くようにします。ホームページは、作る(作り直す)ところから毎月の手直しまで面倒を見ます。届くのは月に1枚の報告書。何人に見つかったか、お客さんに何が褒められたか。あなたの手間は、月に1回、店に伺う時間をもらうだけです。
料金は、はじめに10万円、月々3万円(税別)。月々3万円は先着15店だけの料金で、16店目からは4万円になりますが、先に始めた15店はずっと据え置きます。契約期間の縛りはありません。
その二は、AIを使える社員を育てる研修です。従業員のいる会社へ。冒頭に書いた「AIで一人ひとりの力を引き出す」を、御社の中で起こすための仕事です。道具の使い方講座ではなく、AIに仕事を指示して、出てきたものの良し悪しを判断できる人——「AIディレクター」——を育てます。お一人40万円(税別)・全10時間以上、御社の実際の業務を教材に進めます。教えるのは、記事も報告書も自社サイトも、AIと一緒に作っている私たち自身です。
要件を満たす場合、この研修は国の助成制度(人材開発支援助成金)の対象となり、会社の負担が軽くなる可能性があります。ただし適用の判断は労働局が行うもので、私たちが約束できるものではありません。制度の資料は、ご相談のときにお見せします。
そして、研修には「もう一つの引き受け方」があります。育てる時間も人手も、まだない会社へ——私たちが御社の「社外AI役員(CAIO)」になる顧問契約です。月々7万円〜(税別)、縛りなし。ここで正直な目安をひとつ。半年より長く続けるなら、研修で社内に育てるほうが安くあがります(月々7万円の半年ぶんで、研修おひとり分を超えます)。長くやるなら「育てる」、いますぐ回したいなら「任せる」です。
なぜ、まずは流山なのか
「全国対応」と書けば、立派に見えるのかもしれません。書きません。
このサービスの中身は、月に1回お店に伺って話を聞き、報告書を1枚届けて、また翌月伺う——この近さそのものです。遠くからでは、確実に薄まります。だから、通える範囲でしかやりません。
以前の記事で「人数の少なさは、制約ではなく設計です」と書きました。地域の狭さも、同じ設計です。小さな会社が大手と同じ土俵で戦わないこと。ひとつの街で、いちばん近くて、いちばん詳しい存在になること。それが私たちの戦い方です。
そしてもうひとつ。集客の支援は、一店一店の売上の話であると同時に、街の話でもあります。腕のいい店がちゃんと見つかって、選ばれて、続いていく。その積み重ねが、街を少しずつ元気にします。会社のあるこの地域の活性化に、少しでも寄与できるなら——この事業を流山から始める理由は、それで十分だと思っています。
価格についても書いておきます。口コミの後押しから、ホームページの毎月の手直し、月々の報告書までを人手だけでやれば、月々3万円では赤字です。成り立つのは、値引きをしているからではなく、工程のほとんどをAIで圧縮して、人は判断と仕上げに集中しているから。Anthemと同じで、浮いたコストはそのまま価格に反映しています。
先に、「やらないこと」を決めています
このサービスには、始める前に決めた「やらないこと」が5つあります。
- 縛らない — 契約期間の縛りなし。やめたいときに、やめられます
- 隠さない — 料金は全部Webに。会ってから増える料金はありません
- 囲わない — 自社でできるようになりたい方には、やり方を教えます
- 煽らない — 「流行らせます」とは言いません。作るのは残るものだけ
- 盛らない — できないことは、できないと言います
まずは、取材だけでも
AnthemでもファイナンシャルプランニングでもYouTube運用でも、私たちは同じことを書いてきました。結果は確約しません。約束できるのは、設計と伴走です。この事業も変わりません。「流行らせます」ではなく、「やめても残るものを、こつこつ貯めます」。
あわせて、流山の店と会社を紹介する記事も書いていきます。「取材だけ来てほしい」も歓迎で、掲載は無料です。営業目的は隠しませんが、売り込みの心配はいりません。
腕は本物なのに、まだ伝わっていない。そんなお店・会社の話を、聞かせてください。
あなたは、腕を磨いていてください。伝えるほうは、私たちが引き受けます。
